人生は全然甘くないよ

長男(0歳)/ワーキング新米ママの気まぐれ日常ブログ

妊娠と仕事の両立・妊娠中のストレスで円形脱毛症になった話。

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妊娠・出産は命がけ

妊娠すると母体には大きな負荷がかかります。

 

特に妊娠初期のお腹が目立たない時は

つわりで体調的な辛さがあり、流産の可能性で精神的不安定な時期です。

 

しかしその大事な時期にはストレスになる出来事が沢山ありました。

 

周囲の協力が不可欠です。 

 

朝の試練:通勤ラッシュ

一般的な共働き家庭では、

マタニティーマークを付けながら朝の通勤ラッシュを乗り越えなくてはなりません。

 

正直、満員電車でマタニティーマークを付けていても、ほぼ見えないです。

 

周りの方も自分が出社することに必死なので、

周囲にそこまで気を配っている余裕はないと思います。

 

会社との雇用契約状況にもよりますが、

正社員の場合は会社に相談すれば勤務時間帯をズラして通勤ラッシュを避けて対応してくれるとこもあるので早めに上司に相談しましょう。

 

私の場合も毎朝自分が窒息しそうなくらいの通勤ラッシュを経験していたので

妊娠発覚後はすぐ上司に相談して出勤時間を遅くしてもらいました。

 

その分、帰りの時間が少し遅くなりましたが

元々独身時代は深夜まで働くくらい体力に自信があり、仕事人間だったので

自分としては飲み会も行けなくなり早く帰れてると感じてます。

 

雇用契約や会社によっては、

時間帯が調整できず欠勤扱いになったりする人もいるようなので労務に早めに確認しましょう。

 

勤務中の試練:業務内容

妊娠中は業務内容によってはフルタイムで働くことが困難な場合があります。

 

例えば下記のような場合は妊娠中に母体への負荷が非常に大きいです。

  • 立ち業務
  • 外回りが多い業務
  • 副流煙が多い環境
  • 薬品を使う業務

 などなど。

 

私の母は立ち仕事で流産・早産をどちらも経験したそうです。

業務内容によりますが、無理のないように業務内容も調整してもらう必要があります。

 

 子供を授かりたい女性にとって働く環境は非常に重要だと実感しました。

 

 

優先順位の試練:仕事か出産

 

仕事にやりがいを感じている人こそ

ぶち当たる出産育児との両立の壁なんだと思います。

 

「仕事はバリバリ続けるのは当たり前。子供はいつか欲しい。」

 

この「いつか」って明確じゃなくて

自分から特に具体的なアクションを起こしてくるでもなく、

何となく変わらない楽しい日常を過ごしていき、

気が付いたらあっという間に30歳近くになってって

「あれ?まず結婚できるかな?」って焦り始めたんです。

 

こうやって焦りがあると、いざ恋人ができても、

うまく付き合わないといけないという焦りが邪魔して楽しく付き合えないです。

 

20代後半ならやっと仕事に慣れて責任ある役割を任してもらえた頃。 

やりがいも持てるようになり、生活も自分でコントロールできる頃。

余裕が持てるようになった頃に結婚出産などのキーワードが頭に浮かぶようになります。

 

妊婦が仕事を続ける難しさ

 

そして実際に妊娠してからの優先順位の1番はお腹の赤ちゃんになりました。

 

仕事はこれからも諦めるつもりはないけど、

旦那とも今は子供を無事に出産することを第一に考えようと話し合って決めました。

 

私は幸い、職場の理解もあったので

業務を調整したり、引き継ぎの方を採用したりして

産休ギリギリまでフルタイムで働くことができました。

 

身体の変化、出産への不安やストレスを抱えながら働く

 

産休(妊娠9ヶ月)まで妊婦が仕事を続けることは

周りの理解と協力がないと難しいことだと実感しました。

 

妊娠はとても嬉しい事です。

しかしとても不自由な事でもありました。

 

妊娠初期の頃から定期検診に通わなければならない。

 

初産であれば身体の変化に毎日が戸惑う。

初期は頭痛やつわり、

安定期はお腹の張り

後期は腰痛や寝不足、熱りなど。

 

食べたいものを食べれない

自由に動けない

出産へのストレスを抱えながら

産休まで責任を持って働くことはとても大変でした。

 

ストレスのあまりハゲました。

 

私は自分でも気づかない内にストレスを抱えて

妊娠中に髪が抜けてしまい円形脱毛症になっていました。

 

産婦人科の先生にも言われました。

「産後に髪が抜けるもんだけど、妊娠中に抜けることは珍しい。」

 

私のように妊娠によって急に身体や環境の変化ストレスになる人もいるみたいなので

世の中の旦那さんは奥様の心と身体のケアをしっかりお願いします!

 

半年くらい経過を見ていたんですが治らなかったので

ちゃんと専門医のいる皮膚科に通って3ヶ月で完治しました。

 

塗り薬では治らなかったので、

患部に照射して頭皮を刺激する治療をしてもらいました。

 

今回の円形脱毛症でハゲる悲しさを経験したので、

旦那のハゲをバカにする事を止めました笑

 

妊娠中だけでなく何事も専門家に判断してもらう事が1番いいですね。

 

 

 

 

胎児スクリーニング検査を受けてきた①検査前にリスク・費用などを調査

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妊婦生活で色々経験できた

27歳で結婚、長男を妊娠し、

 

定期検診でも経過は順調で無事に安定期を迎えました。

 

当時、掛かりつけの産院は小さ過ぎなくて丁度良い大きさの個人経営医院でした。

 

実績もあり、施設も綺麗で(その分ちょっと分娩費用が高いですが)、地元の評判も良かったです。

 

看護師「出生前診断があるけど、まだ年齢も若いから受けなくても大丈夫だと思います。」

 

妊娠初期に看護師さんから今後の説明をされた時に渡された案内がありました。

 

それが“胎児スクリーニング検査”というものでした。

 

子持ちの友人は多いが、この手の話は誰にも聞いた事が無かったので

 

皆あまり検査を受けたことを語らないもんだと実感しました。

 

若い人は検査していないのかもしれないですが。

 

 

 胎児スクリーニング検査とは 

 

出生前に先天性異常ダウン症などの染色体異常を発見できる検査です。

 

病院によって細かな時期はことなりますが

 

初期は10週〜13週、中期は18〜20週と計2回検査をすることができます。

 

検査方法は?

 

超音波検査

 

検査目的は?何がわかる?

 

初期では、ダウン症などの染色体異常の有無について。

 

中期では、心臓を中心とする体の構造異常の有無について。

 

検査費用は?

 

保険はきかないので、全額自己負担です。

 

費用は平均2〜5万円とお高めで、

 

初期と中期で2回検査を希望する場合は割引されることもあるようです。

 

私は初期が間に合わず中期で検査したのですが2万円でした。

 

 遺伝子レベルの稀な異常や細かな奇形については、発見できないとのことなので100%ではないことを承諾して検査します。

 

検査結果から中絶や出産後の治療の準備を検討出来るように、

 

日本の法律で定められている22週までが人工中絶の期限になっているので

 

殆どの病院が20週くらいまでの検査期限を定めていることが多いです。

 

 

他にも下記のような胎児ドックと呼ばれる検査があり、

 

高齢出産になるほど出生前の検査が必須になってくるそうです。

 

※35歳以上の妊婦さんはほぼ必須で検査する病院が多いみたいです。

 

 

胎児スクリーニング検査はこれらの検査よりも比較的安く、

 

低リスクで検査することが出来るので最近は多くの方が検査されている様です。

 

私もその1人で、授かった命についてきちんと責任を持って向き合うため検査を受けました。

 

当時、検査前に母に相談したら

 

母「あんたは、その検査結果でどうこうするの?昔はそんな検査すらなかったんだよ。」

 

と言われて子供を育てる責任について物凄く悩んで、旦那ともよく相談して

 

やはりこれから出産に向けて不安な日々を過ごすよりも事前に

 

知っておくべきだという結論になり検査しました。

 

東京都内で胎児スクリーニングができる病院も沢山あります。

 

私は毎週専門医の方が検査に来ている産院に通っていたので

 

そのまま検査しましたが、できない産院もあるので直接病院に聞いてみるといいです。

 

 

胎児の異常が見つかる確率

 

自分が妊娠してから詳しく調べて初めてリアルな数値を知りました。

 

「いつか当たり前に結婚して、当たり前に子供が出来て、当たり前に生まれてくる」

 

そんな意識しか持っていなかった無知な自分が恥ずかしくなりました。

 

 

母親の年齢 ダウン症のリスク 染色体異常のリスク
20 1/1,667 1/526
25 1/1,250 1/476
30 1/925 1/385
35 1/378 1/192
40 1/106 1/66
45 1/30 1/21

 

 

妊娠出産は奇跡

自分が健康に生まれてきたこと、

 

周りの人たちが今生きていること、

 

その全てが奇跡なんだと知ることができたので妊娠して本当に良かったと思います。

 

だから出産は心の底から「おめでとう」と思える様になりました。

 

その命を大切にする親の気持ちと責任が理解できました。

 

きっと独身時代の私ように当事者ではない人に言っても響かない、

 

特に言う必要もないのだと思います。

 

自分で経験して、興味を持って初めて理解できることです。

 

だから胎児スクリーニング検査は

 

妊娠出産という奇跡を理解した上で

 

受診すべきものだと思いました。

 

 

▽続きはこちら 

satofamily.hatenablog.com

 

 

我が家の出産&育児体験談とその他諸々の記録

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人生でこれでもかってくらい濃い時間を過ごした出産&育児の経験を記録します。

 

今までの学生時代や独身社会人時代の仕事などの苦労がなんだったのかと思うくらい

妊娠出産育児を通して生命に関わることが衝撃で、とても感動したので忘れない為に。

 

知らない事が多過ぎて、調べながら勉強しながら毎日手探りで成功と失敗を繰り返しながら過ごしてます。

 

日々の生活を記録して毎年振り返ろうと思います。