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長男(0歳)/ワーキング新米ママの気まぐれ日常ブログ

【初産の人は注意】陣痛気付かず切迫早産になり管理入院!まさかの35週で出産に、、、③

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▽前回の記事はこちら

satofamily.hatenablog.com

前回までのあらすじ

妊娠中に胎児スクリーニング検査を受け、 胎児に先天性の臓器異常が発見され、 妊娠32週で大学病院へ転院することに。

さらに妊娠33週(9ヶ月)でまさかの本陣痛がきてしまい、 切迫早産で大学病院に緊急入院することになりました。

お砂糖ママによるトラブル続きのマタニティライフの体験ブログです。

大学病院の産婦人科に入院するということ

初めて大学病院に入院して驚いたことを整理しておきます。

経産婦と切迫流産・切迫早産の相部屋

出産予定だった地元のクリニックは

全室完全個室だったのですが、

大学病院は相部屋が基本です。

大体4人〜2人部屋が殆どで、 個室になると個室ベッド代が一泊ずつ加算されます。

(これがホテル宿泊くらいバカ高くて驚きました。)

健康保険と医療保険を合わせても個室で1週間も入院したら物凄い金額になります。

なので殆どの人が相部屋を希望します。

相部屋になると大学病院なので色んな方が入院しています。

一番驚いたのは経産婦の方と切迫流産・切迫早産で入院している方が相部屋だった事です。

しかも相部屋だけど、母子同室OKの病院だったので 夜中になると新生児が2、3時間毎に授乳になるため鳴き声で全然眠れませんでした。

まだ出産してないのに、産後の生活リズムになり 相部屋による睡眠不足で疲労が溜りました。

正直、正常に生まれるか分からない不安と戦っている切迫患者と 幸せいっぱいの経産婦さんを相部屋にするのはどうかと思いました。

(精神的にやられます。)

大学病院は毎日沢山の患者が入院してくるので、 相部屋に気をつかう暇も余裕もないのだと思いました。

お風呂以外は24時間エンドレス点滴生活

ウテメリン(塩酸リトドリン)の副作用も加わり、 点滴が詰まるとピーピーッとエラー音が鳴るのでそれも寝不足の原因になりました。

さらにお風呂はシャワーだけで、 看護師さんに入る時間を知らせて点滴を一時停止してもらう必要がありました。

切迫早産の人は入れない人もいるんだとか。 私は毎日10分だけでしたけど、シャワーOKだったので助かりました。

シャワーが終わったらまた看護師さんを呼んで点滴を再開します。

つまりシャワーの10分間以外は常に点滴と友達状態でした。

もちろんトイレにも点滴と一緒です。

点滴のルート差し替えで腕が痣だらけになった

点滴を刺している血管が漏れたり

出血したりするので

2、3日に1回くらいの頻度で点滴の針を差し替えてもらっていました。

入院生活でこれが1番キツかったです。

注射が痛い、眠れないだけでなく、

点滴の針が太いので痣になります。

点滴を打つ看護師さんがミスると何度もルート確保するので刺されまくって痣だらけです。

私は1日で色んな看護師さん・研修医さんに8回刺された日があったんですが、

流石にその時は入院の辛さからその場で泣きました。

入院食が味気ない

大学病院の入院食はとにかく味薄でした。

地元のクリニックだったら ホテルのフレンチコースのような食事が出る筈だったのに...

妊婦の楽しみは食事! なので何度も悔やみました。。。

そして味気ない入院食に旦那さんが ふりかけを差し入れしてくれました。

これが大正解!!!

色んな味が楽しめる大人のふりかけや 安定ののりたまなど、

入院食にふりかけは必需品でした!

友人にお見舞いの品の希望を聞かれたら 迷わず「ふりかけ!」と答えていました。

失礼かもしれませんが、 有名な高いお菓子よりふりかけの方が 1000倍嬉しかったです。

長期入院している方のお見舞いにおススメです。

動けない入院生活で1日が長すぎる

切迫早産は絶対安静なので、基本的にはベッドに寝たきりです。

出歩けるのも病棟内のフロアだけで

広い大学病院内を散策して時間を潰そうと思いましたが、

それもNGで別の階にはいけませんでした。

相部屋だけど、皆さんカーテンで個々のプライベートを守っている様で話し相手もいません。

普段仕事もバリバリ、プライベートは友人や旦那さんと出掛けるくらい アクティブな人生を送ってきたのですが、

私は今回の切迫早産の入院で人生最大の暇な時間を過ごしました。

1日1回のNST検査(ノンストレス検査)とお風呂という名の10分間シャワー、 週に1度の洗濯以外はやることが無かったです。

あまりにも暇だったので旦那さんに頼んで本を用意して貰いました。

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

映画化されてたんですが、映画観てなかったので本を読みました。 誰もが持っている人間の本質が細かく描写されていて面白かったです。

あと家からノートPCとポケットWiFiを持ってきてもらい、

Amazonプライム・ビデオを見て過ごしていました。

Amazonプライム・ビデオ

Amazonプライム・ビデオ

イヤホンしながらずーっとAmazonプライム・ビデオを観ていたので たまに看護師さんや先生からの呼び出しが聞こえ無かったりしましたが

切迫早産の入院には必須アイテムであったと感じています。

普段観る時間がなかった海外ドラマとかをずっと観ていました。

これで月300円くらいなので他のサイトと比較しても絶対お得ですよね。

本当に有難い時代になったと思いました。

入院中の検査

管理入院なので、毎日決まった検査を行いました。 これ以外は特になかったです。

▽毎日必ずやること

  • NST検査(ノンストレス検査)50分

  • 胎児の心拍確認(朝・夜)

  • 検温と血圧測定(朝)

  • 排泄回数の記録

  • 点滴の交換

あとは1週間に1度、妊婦検診があります。 通常の定期検診と同様でエコーで胎児の状態と子宮頸管の長さを確認しました。

切迫早産の患者になって感じた事を忘れない

私は1週間しか入院していないけれど、 中には2ヶ月入院している方もいらっしゃって精神的にも体力的にもキツイだろうなと思いました。

正直、何度も逃げ出したくなりましたし、もう二度と入院したくないです。

本当に健康第一だと実感しました。

自分だけでなく周りで沢山の方が戦っている場所でした。

さらに新しい命が毎日産まれている場所でした。

毎日、自分も無事に出産することだけを目指して不安定になっている精神と戦いました。

旦那さんが毎日仕事終わりに面会時間終了までお見舞いに来てくれていたのも嬉しかったです。

心配なのは私だけでなく旦那さんも、家族も一緒でした。

ネットで検索してみると同じ様な経験をされている方が沢山いたので 本当に励まされました。

私もこうやって記録を残しておこうと思います。

▽続きはこちら

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