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長男(0歳)/ワーキング新米ママの気まぐれ日常ブログ

【初産の人は注意】陣痛気付かず切迫早産になり管理入院!まさかの35週で出産に、、、②

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お腹の張り、痛みが出たらすぐに病院へ

先日の定期検診で切迫早産の診断を受けて

自宅安静になったのですが、

相変わらず出血しているし、 (だんだん量が増えている)

帰宅した日から生理痛のような痛みが

5〜6分起きに発生してきたので、

前駆陣痛かと思い陣痛をカウントできるアプリで痛みの頻度を計測していました。

あまりにも痛い!!!

痛みがある時は呼吸を逃して 横になったり座ってジッとしていましたが

余りにも痛すぎて予定日まで あと1ヶ月あるのにこれを毎日耐えられる気がしない!!

という事で、

結局夜に痛みにギブアップして 1人でタクシーを呼び夜間救急へ。

平日の夜だったので旦那は置いて行きました。

まさかの本陣痛がきてました

タクシーで陣痛カウントを確認したら 痛みの頻度が3分切ってました。

病院について休みながら 普通に歩いて診察してもらってたんですが

エコーを確認した瞬間

先生や看護師さんたちがバタバタ

「今夜来なかったら朝には産まれてましたね。」

なんと子宮頸管の長さは 前日まで37mmだったのに 1日で10mmまで短くなっており

赤ちゃんの頭が降りてきて 子宮口が開きかけてるとの事でした!

そして看護師さんが3人きて 私は車椅子に乗せられ入院棟の病室へ連れて行かれました。

34週からの入院、、、

診察してくれた女性の先生が

「明日で34週かあ〜...微妙だな〜」と呟き、

「とりあえず今日から家に帰れないんでご家族にご連絡お願いします。出産まで入院してもらいます。」

と言われました。

まさか陣痛だったなんて...と信じられない反面

ギリギリで病院に滑り込んだ自分の判断力に救われました。

旦那さんに連絡しましたが、 夜中だったので寝てました。

朝確認できるように家族にメールだけしておき 入院手続きをしました。

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34週で生まれても大丈夫

切迫早産の方は皆さん、まず34週を目指すと聞きました。

実は胎児の肺の機能は34週でほぼ完成すると言われているため、

34週で生まれてきても自分で呼吸できれば生きていけるそうです。

▽32週〜35週の胎児の状態

  • 皮下脂肪がついて新生児と変わらない見た目になる

  • 肺の機能がほぼ完成する

  • 体重が2000gを超える

  • 骨がしっかりしてくる

先生が”微妙”と言っていたのはこの事で、 このまますぐ出産しても問題ないんじゃないかと思ったそうです。

しかし、赤ちゃんの体重や臓器の成長は生まれてきてみないと分からないそうで

とりあえず管理入院ということで、1週間入院することになりました。

予定日までまだ1ヶ月以上も早いのに、出産してもいいって言われても

不安しかなかったですね。

陣痛を食い止める

車椅子で病室に運ばれると、

すぐにNST(ノンストレス検査)と点滴が始まりました。

お腹の張りが落ち着くまで看護師さん達が交代で何度も様子を確認しに来てくれました。

この時、夜中の2時頃。

看護師さんの夜勤は大変だなあと呑気に観察していました。

(この時、、、まだ切迫早産の入院の辛さと点滴の副作用の恐ろしさを知らなかったので。。。)

ウテメリン(塩酸リトドリン)24時間点滴生活

ウテメリン(塩酸リトドリン)と呼ばれる点滴は、

子宮収縮を抑える目的で子宮収縮抑制剤です。

最初はこの点滴が終わったら解放されると思っていました。

夜中ずっと点滴が終わらず、「点滴したまま寝てください」と言われました。

点滴したまま寝るなんて人生初めてなので、

針や点滴コードが気になって全然眠れませんでした。

ウテメリン(塩酸リトドリン)の副作用

点滴をしてから1時間ほどしてお腹の痛みが落ち着いてきました。

まだお腹の張りは感じましたが10分起きまで落ち着いていました。

最初に点滴るときに副作用があると説明されていたのですが、その副作用が感じられました。

  • 身体が火照る(暑い)

  • 動悸が激しくなる

  • 手の震えが止まらない

ウテメリンの副作用が辛くて眠れず

ナースコールで何度か看護師さんを呼びましたが我慢してくださいという回答しか貰えず・・・

いつまで続くか分からない点滴の副作用に恐怖を覚えました。

幸い、ウテメリン(塩酸リトドリン)のお陰で陣痛は収まり出産の危機は免れました。

ウテメリン(塩酸リトドリン)の胎児への影響

母体への副作用もさる事ながら

実は胎児への影響もあるこの薬。。。

入院1日目の朝に担当の先生を紹介され、

その先生からこの薬の副作用について説明を受けました。

子宮収縮抑制剤として使われているけれども、

あまり長い期間投与しすぎると胎児の肺の機能に影響を与えるケースもあるとのことでした。

過去に喘息とかになる子もいたそうです。

私はもう出産しても良い34週の妊婦なので、

「胎児の成長を考えて1週間だけ点滴して、35週には胎児への影響を考慮して点滴を切ります。」

と言われました。

点滴を切ってからまた陣痛が再開するか、

そのまま予定日まで陣痛が来ないかは人それぞれなので分からないとの事でした。

それから私はお腹の子への影響が不安で検索ばかりしていました。

総胆管嚢胞(先天性胆道拡張症)の手術もあるのに、、、 早産して大丈夫だろうかと涙が止まりませんでした。

突然始まった切迫早産の入院生活

朝になると朝食が出てきて、

小学生ぶりに紙パックの牛乳を見ました。

大学病院なので学校の給食みたいな食事を懐かしさを感じながら食べました。

朝食が終わると旦那さんが目覚めたようで

メールを見て慌てて仕事を休んで病院に駆けつけてくれました。

実は妊娠9ヶ月に入ってからいつ入院してもいいように

入院用に荷物をまとめていたのでそれを持ってきてくれました。

旦那さんはまさか入院になると思わず送り出したので

自分が寝ていたことなどを謝っていました。

家族にも伝えたらその日の夜にお義母さんが駆けつけてくれました。

病室に1人でいると色々考えたり検索して調べてしまったり

してしまっていたので誰かが一緒に居てくれる事がとても心の支えでした。

そして今回の妊娠で家族に心配をかけっぱなしで

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

妊娠・出産て本当に何が起きるかわかりませんね。

病院のベッドが硬くて

枕も合わなかったので

旦那さんに頼んで産後も使える授乳クッションを買ってもらいました。

入院中これがあったので快適に寝付けました。

パウダービーズが入ったクッションで柔らかくて気持ち良かったです。

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