人生は全然甘くないよ

長男(0歳)/ワーキング新米ママの気まぐれ日常ブログ

【初産の人は注意】陣痛気付かず切迫早産になり管理入院!まさかの35週で出産に、、、④

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▽前回の記事はこちら

www.osatou.work

前回までのあらすじ

妊娠中に胎児スクリーニング検査を受け、 胎児に先天性の臓器異常が発見され、 妊娠32週で大学病院へ転院することに。

さらに妊娠33週(9ヶ月)でまさかの本陣痛がきてしまい、 切迫早産で大学病院に緊急入院して、24時間の点滴生活を体験。

入院で初めての事ばかりでストレスがMAXに!

お砂糖ママによるトラブル続きのマタニティライフの体験ブログです。

35週を過ぎればいつ陣痛がきても大丈夫?

入院生活にも慣れてきて、 腕の注射痕も増えてしまいルートが取りづらくなってきた頃。

相変わらず毎日の点滴(ウテメリン)による副作用と早産に対する不安でストレスは限界に達していました。

たった1週間だったけど、 人生で1番長く感じた1週間になりました。

毎日旦那さんや友人、 家族のお見舞いに感謝しながら、 ついに35週に入りました。

35週で点滴を切る

35週に入って予定日まで ちょうど1ヶ月となった日、 担当の先生から嬉しい言葉が!

「明日点滴(ウテメリン)を切ります。 そのまま陣痛が再開しなければ週末には退院できますよ。」

先生が退院を判断した理由は以下でした。

  1. お腹の痛みがない

  2. 子宮口が開いていない

  3. 子宮頸管の長さもある

  4. ウテメリンによる胎児の健康への悪影響

  5. 35週で胎児の臓器はほぼ完成するので産まれてきても自己呼吸が可能

  6. 胎児の体重が2000gを超えている(推定体重)

5.6の理由から例え点滴を切ってから 24時間以内に陣痛が再発して出産になったとしても 胎児は正常に生きていけるでろうという判断だったのです。

10分間隔のお腹の張りでも大丈夫?

点滴お陰でお腹の痛みは無くなっていたのですが、 お腹の張りはまだ引き続きあったのです。

毎日のNST検査で10分間隔を計測してました。

入院した時は5分間隔を切っていたので 1週間24時間の点滴の効果が見られて陣痛は回復していました。

しかしお腹の張りが10分間隔というのは 本来なら本陣痛で病院に行く時の状態だったので 本当に退院できるか分からないと看護師さんには言われました。

胎動は胎動カウンターのアプリで計測できるので 妊婦の方はダウンロードしておいた方がいいです。

妊娠中期は毎日胎動があるかどうかの確認と、 妊娠後期は胎動や陣痛の間隔を計測するのに使います。

▽お砂糖が使っていたアプリはこちらです。

他の胎動カウントアプリを比較してみましたが このアプリが1番操作がシンプルで使いやすかったのでオススメします。

点滴を切ってから何時間で完全に薬が体内から排出されるか

ついに点滴を切る日になり、 朝から「早く早く」と看護師さんの訪問を待ち望んでいました。

そして朝の検温と血圧測定が終わって、 点滴の針を抜いてもらいました。

1週間しか点滴生活を送っていなかったのに この解放感、、、一生忘れられない解放感です。

そして点滴を切ってから数時間後にNST検査を行い、 お腹の張りと腹痛がないか確認すると言われました。

24時間点滴で血液に薬を流し込んでいたので、 点滴が体外へ排出されるまで約1日かかるそうです。

点滴(ウテメリン)を切って12時間後、、、お腹に違和感

夕方に仕事終わりの旦那さんがいつも通りお見舞いに来てくれました。

しかしお腹に違和感が、

少しずつですがお腹の張りが「キューっ」と強くなるのを感じたので 看護師さんを呼びNST検査をしてもらいました。

そして旦那さんはNST検査中に面会時間が 終了してしまい一旦帰宅することになりました。

旦那さんが帰宅してから、 お腹の張りと生理痛のような痛みが出てきました。

一旦寝れるくらいの張りと痛みだったので就寝になりました。

点滴(ウテメリン)を切って18時間後、、、陣痛再発

夜23時頃、 生理痛のような痛みが段々強くなってきたのでナースコール。

またNST検査の道具を持ってきてもらい、 胎児の心拍と陣痛の間隔を確認してもらっていました。

点滴を切って丁度20時間くらいだったのでもう体内から薬が出ている状態だった様です。

そしてNST中に携帯を取ってもらい、 旦那さんと家族に連絡を入れておきました。

「陣痛再発、これから陣痛室に移ります。」

生理2日目のような重たい痛みが5分間隔で襲ってきて これは完全に陣痛が再発していると分かりました。

看護師さんが急いで当直の先生を呼び、 緊急でエコー検査と内診を行いました。

子宮頸管の長さは10mm、子宮口は1cmくらい。

陣痛は再開したと判断され、 入院していた病棟から、陣痛室へ運ばれました。

陣痛室へ移動、孤独の戦い

もうそのまま出産へと病院の判断で、 車椅子で陣痛室へ運ばれました。

午前1時くらいでしょうか。

陣痛室は入院していた病棟とは異なり、 広い部屋にベッドが2つ。

私が運ばれた部屋には誰もいませんでした。

当直の先生も、看護師さんもNSTの機械を私に装着したら ナースステーションでモニタリングしているのか 部屋から出ていってしまいポツン状態でした。

看護師さん「何かすぐあれば呼んでくださいー!また来ます!」

1人でヒッヒッフーと痛みを逃しながら たまに寂しくなり看護師さんを呼んだりしてましたが 忙しいのか全く相手にされませんでした笑

まさかのスピード出産

気がつけば朝の4時になっていました。

起きた旦那さんから電話がきて、 ウイダーインゼリーと水を買って病院に来るように伝えました。

出産の時は、病院からご飯が出ますが 食べている余裕もないと聞いていたので 事前に用意してもらっていました。

実際、私の場合は朝食が出ましたが その時は陣痛ピークで痛みで意識が朦朧としていたので 箸を持つ余裕すらなく旦那さんが代わりに食べていました。

最後らへんだと陣痛の間隔が1分間くらいあるので ウィダーインゼリーを流し込んでもらってました。

10秒チャージ凄い助かった。。。

35週ということで胎児も小さいので 子宮口が5cmを超えてから4時間で分娩室まで行き出産しました。

色々大変だった妊娠期間だった、 結局早産になってしまった事を悔やみ、 そして産まれてからも心配な事ばかり待っているけど、

まずは無事に産まれてきた我が子を抱きしめて大泣きしました。